プロジェクトの前半があっという間に終了。はや〜い!
下浜さんからの講評をみんな真剣に受け止め、それぞれ次のステップへ進んでいます。

そんな素敵なメンバーをおひとりずつ紹介する記事をスタートさせます。

今回は顧問 橋爪(はしづめ)がお伝えします。

今回は、竹下ゆうき(タケシタ ユウキ)さん
多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科3年
好きな書体は「丸アンチック

竹下さんは、

東京〈Tokyo〉 ×書体 〈Typography〉

のお題で、プロダクト(玩具)を制作してくれました。

コンセプトと書体選定

竹下さんは、「東京の良いところを紹介できるようになろう」をコンセプトに、子どもが、東京の名所を知るきっかけとなるためのパズルを制作しました。

 

書体はタカリズムを使いたい!

今回、竹下さんは、MORISAWA PASSPORTアカデミック版でフォントをダウンロードした時から、「タカリズム」を使いたい!という思いが当初からあったそうです。でも、普段の課題では書体ありきは難しく、うまく組み合わせられずに機会を待っていました。そして、今回の課題が出たときに、今度こそ!!!と。
「この字を活かすには、どんな作品にしたらいいだろう?」と考え、子供向けのパズルに行きつたそうです。

「タカリズム」は、ベーシックな書体とは違った特有のフォルムの魅力を持っています。立体物にして凹みやでっぱりで文字を表現することでフォルムがより印象的になると考え、また子ども向けの玩具にすることでリズミカルな骨格や肉付きが生む楽しさを活かせないかな?!と、今の形になっていきました。

と、タカリズムの魅力をよく理解して制作してくれました。
もう、完全にフォントの感性が“ON”になってますね!

竹下さんは、この課題では、自分の持っているテイストと、書体そのもののテイストを調和させて自然に表現できるよう、いつも以上に考える機会になったそうで、「普段の制作でも、これくらい書体を要素の1つとして吟味していくのも、大切だと考えています!」と、成長を感じる言葉。

今後

竹下さんはプロダクト専攻ではないので、今回の課題は試行錯誤の連続でした。
子ども向けの玩具なので、素材の感触はくり返し触りたくなるようなすべすべした感じと丸みを目指していたのですが、切り出した形が思ったよりも硬い、とか塗装をしたら木材の表面が毛羽立った、とか…作業も後退する事態が何度もありました。
とのこと。

講評会では、下浜凛太朗さんに「レイアウトの調整をすればもっと良くなる!」と、アドバイスをもらった竹下さん。
学校の工房が使えるようになったら、イラストのパズルと文字のパズルの関係性を考えてブラッシュアップしたいとのこと。
あとは、種類も増やしたいんですって! スカイツリーとか…。
(ぜひ作ってください)

後半は、フリーマガジンチームで活躍してもらえる予定。今後の竹下さんの活躍も期待してます!