みんなが知っていることわざに、似合うフォントを探してみよう!

【笑う門には福来たる】

意味:いつも笑い声が溢れる家には、自然に幸福がやってくる。

使用フォント:ひげ文字

ことわざの意味から、祭りの熊手のように、幸福を引き寄せるような強いパワーを感じました。そのパワーとひげ文字の特徴的な力強い筆跡があっていると思い、このフォントを選びました。漢字のはらいの部分が、上部にせり上がるようになっていることで、幸運なイメージが表せるのではないかと感じたのも理由のひとつです。なにより、「笑」の漢字が幸せそうに見えるので、このことわざには、ひげ文字がぴったりだと感じました。

【仏の顔も三度まで】

意味:どんなに温厚な人でも、何度も無礼なことをすれば怒り出すことのたとえ。

使用フォント:A1明朝

A1明朝のゆったりと落ち着いたイメージが、仏様の柔らかく、静謐なイメージと重なると思い、このフォントを選びました。縦線と横線がぶつかる部分がとけあっているのも、温厚な雰囲気に繋がるのでは、とも思いました。クラシカルな書体なことから、厳しさや存在感も出せるのではと思い、このことわざには、A1明朝が合うのでは、と考えました。

【井の中の蛙 大海を知らず】

意味:物の見方や考えが狭いことを批判する場合に多く使われる。

使用フォント:すずむし

ことわざの、大きな世界を知らず世間知らずである、という意味から、子どものような甘えん坊なイメージ、マイペースなイメージを感じました。すずむしの丸みを帯びて可愛らしい形が、子どもの柔らかいイメージと重なり、このフォントが良いのでは、と思いました。また、漢字とひらがな並べた時の独特なリズムや、文字間の絶妙な抜け感で、マイペースさ、のんびりとした感じも表せるのではと思い、すずむしを選ばせて頂きました。

いろんな言葉をフォントに置き換えてみると新しい視点が見つかるかもしれません。
皆様も、ぜひお試しあれ!
(担当:モリパス部 カトウ ノリカ)


この企画は、FONT SWITCH PROJECTのオフィシャル学生メンバー、「モリパス部」の学生が担当しています。