バンタンゲームアカデミー高等部様と株式会社モリサワが、「フォントの感性を“ON”にする」コラボレーション企画を行いました。

今回のテーマは、キャラクターデザインを学ぶ高等部の学生の皆さんに「モリサワフォント20書体の中から1つ選び、擬⼈化してイラストを描き、フォントと一緒に配置する」というもの。
前回の記事では、最終プレゼンまでの様子をご紹介しました。

今回ノベルティ化され、東京ゲームショウで展示される優秀作品として、3作品が選ばれました。
受賞者と学生さんからのコメント、モリサワからのコメントを紹介します!

 

植木 愛美さん「タカリズム

可愛らしく楽しげな雰囲気がとても素敵だったので、この書体を選びました。
タカリズムは、「楽しさ」を演出したいシチュエーションで幅広く活躍しているフォントということで、人を楽しませる「サーカス」をイメージとしたキャラクターにし、文字のエレメントに三角や丸を取り入れている点からキャラクターにも三角や丸をモチーフとした装飾品をつけてみました。

目の中やボディペイントにも入れ、タカリズムらしさというものを演出しましたのでぜひじっくりみてほしいです。

三角や丸の形のエレメントをキャラクターデザインに生かすだけでなく、見出しやロゴなどで楽しさを演出できる書体ということでサーカスを連想していただいたのが、素敵です!
明るく楽しい雰囲気の書体とぴったりの元気な男の子のキャラクターで、書体の配置もバランスが良いです!

 

山根 凛奈さん「G2サンセリフ

私が今回G2サンセリフを選んだ理由は、ガツンと主張してくる感じがとても好みだったからです。最初に感じたイメージを崩さないように、自分なりに工夫しました。

書体の説明に、「線を裁つように処理した」とあったので、髪型や足の形はそれを意識しました。主張が強い書体なので、彩度が高い色で配色し、頭には大きくG2のヘアピンを付けたりして、隣に書体が無くてもG2サンセリフのキャラクターとわかるようなデザインです。

インパクトの強い書体を、雰囲気そのままにキャラクター化していただきました。「ガツンと主張してくるデザイン」という印象と、解説の「線の流れを裁ち落とすような処理」を自分なりに分析をして、デザインに落とし込んでいることが伝わります!
キャラクターのファッションや配色もよく考えられていますね!

 

伊藤 花歌さん「秀英丸ゴシック

私は、角がない感じとシンプルだけど可愛らしく見えるところに魅力を感じたて秀英丸ゴシックを選びました。クラシックな印象をレトロ風な感じに表現して、角がなく丸いので、袖・帯・帽子などを丸く表現しました。
他には締まったフトコロを着物の帯で表現したり、文字の隙間をイメージしてあそび髪として表現しました。

こだわりは、顔の表情を見てもらえるように瞳の色を鮮やかにしたところです。

「秀英丸ゴシック」という書体にきちんと向き合い、分析し、言語化して、デザインを行う姿勢が素晴らしいです!キャラクターデザインの細部にまで、デザイン意図と気遣いが感じられ、書体のイメージに合うよう上品にまとめられています。

 

東京ゲームショウ2019で、キャラクターたちが活躍!

2019年9月2日〜5日に行われた、東京ゲームショウのバンタンゲームアカデミー様のブースでは、展示パネルでキャラクターを紹介いただき、ステッカーを配布いただきました!

バンタンゲームアカデミー様の特設サイトでも、取り組みをご紹介いただきました。

東京ゲームショウ2019の参加者の方々も、フォントに興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。バンタンゲームアカデミー高等部の皆さん、ありがとうございました!