2018年度第3期モリパス部が始まり、初めての顔合わせとなる部会を関東・関西と同時開催!
今年はスタートから会場を中継で結び、遠く離れたメンバー達の状況を共有できるようになり、刺激的な幕開けとなりました!そんなドキドキわくわくが詰まった部会を関西サイドからレポートしていきます。

同時開催の関東の様子はこちらよりご覧ください。
関東サイドはこちら

 

モリパス部にかける想い

まずは、モリサワ顧問の橋爪さんから「FONT SWITCH PROJECT」のモリパス部についての説明や、具体的な活動内容が説明され、運営メンバーの自己紹介へ。

顧問の仁田野さんからは、「四半世紀と長年この業界にいますが、まだまだ奥深い魅力のある世界です。ですので、これから皆さんとその先を一緒に見ていきたいと思っています」というコメントをいただきました。

関西マネージャーの山田さんは、只本屋というフリーペーパーの専門店を京都でやられているということで、これからフリーペーパー制作を行うモリパス部の学生にとっては、強力な助っ人となってくれそうです。

これから始まるモリパス部に不安と期待の表情の関西メンバーは、自分たちの目指すゴールを想像しながら真剣に話を聞く様子が印象的でした。

 

まずはフォントと仲良くなろう!

午前の部のメインイベントとなるのは、顧問の橋爪さんによる文字についてのゼミです。

モリパス部メンバーというだけあって、もともと文字に興味のある学生たちですが、その中でも知識の幅はさまざま。まずはみんなに基礎から学んでもらおうと、

“フォントの感性がONになるってどういうこと?”から始まり、
“プロのデザイナーに聞いた書体とは?”

など世に出ている製品を例に出しながらわかりやすくレクチャーが続きます。

日常に隠れている新ゴの「な」を身の回りにあるものから探そう!という場面では、色んな製品の文字を見比べるメンバーたち。そんな中から「比べてみるとぜんぜん違う」という声が。早速フォントの感性がONになったようです。

後半はフォントの歴史や書体が持っている特徴(ふところ・エレメント・字面など)を踏まえて、書体の違いを理解する時間。
MORISAWA PASSPORTの収録書体をオールドスタイルからニュースタイルの順にならべかえるワークショップでは、

「この字面はオールドっぽい?」
「エレメントがシンプルだからこの書体より、ニュースタイルな気がする」

と、周りの人と相談しながら書体の持つ雰囲気がどういう設計で成り立っているのか、実際に手に取り見比べて理解をしていくメンバーたちでした。

 

ドキドキのプレゼン大会!

和気あいあいと談笑しながらお昼を終え、緊張もほぐれた午後の部では、いよいよメンバーの自己紹介&事前課題のプレゼン発表です!

事前に通知していた今回制作するフリーペーパーの「自分が考えた特集テーマ」について一人3分間、自己紹介と合わせてみんなの前で発表するというドキドキの時間!すでにワークショップなどで仲良くなっていることもあり、和気あいあいとした空気の中、プレゼンテーションを行っていました。

そして、その後は、それぞれ用意してきたテーマを投票で三つにしぼることに。
関西では、中原さん、森谷さん、大伴くんの3案に!

「文字を纏って。」
「あなたの文字Lvどんくらい?」
「フォントは爆発だ!」

と、3案の票はほぼ同票で、テーマで悩むメンバーたち。

最終的に一つに決定するため、出席している森谷彩加さん(写真右)と中原優さん(写真左)の二人は再度関西メンバーの前でプレゼン!

それぞれに投票した他のメンバーも応援団として加勢して、なぜそれに票を入れたのか、おもしろいと感じたところを意見しながら進めることに。

ちなみにこの二人は大学で先輩後輩ということもあり、

「ここは先輩からですよね?」と中原さん。
「いやいやこういう時は後輩からやろ」と森谷さん。

笑いをとりながら寸劇まじりにスタート。こんなところからも関西感が滲み出ていました。

「”纏う”という言葉の美しさ、お上品さ。京都感がでていて関西色をだしていきたい」

「本当は”おまえの文字Lvどんなもんやねん”くらい言って関東と対比したい」

などなど、2回目のプレゼンでは二人とも関西にこだわる一面が。
応援意見の中にも関東を意識したコメントが多くあり、画面の向こう側のメンバーに刺激を受けている様子がうかがえました。

加えて、今年は東北工業大学から庄子くんが関西メンバーとして、こちらと中継を結びながら部会に参加。みんなが画面に向かって喋る姿は新鮮で、会話に参加しやすいようにとメンバーたちは積極的に喋りかけていました。

 

特集テーマが決定!

そして最後の決戦投票では5対6の接戦で中原さんの「文字を纏って。」に決定!フォントが持つ力を「纏う」ということばが持つイメージとかけて展開していくというテーマです。

すぐに関西代表として他のみんなからの意見を交え、関東メンバーへ報告。
このときは順番を入れ替えて関西から始めることに。

中原さんの関西らしいノリノリのプレゼンに関東メンバーからは笑いとともに「やっぱり関東が先にやればよかった…笑」なんて聞こえてきたり。

「フォントっていうのは言葉や情報を包むパッケージのようなもの。それしだいで文字っていうのは見た目じゃなくて、感じとられる雰囲気とか空気感とかまで変わってくると思うんです。それってファッションとすごく似ていると思っている。その可愛いものとか個性的なものとか、強い印象を与えるものとか。そんな風にさまざまなフォントを纏って見えてくる文字の世界を読者の人に届けたい」

その後の関東サイドからの鋭い質問にもすかさず答える中原さんの姿は、とても頼もしいです。

そして関東からのテーマ発表があり、関東は「文字に、一目惚れ。」に決定。今後、軸となっていく二つの特集テーマが出揃いました。

これから各メンバーたちはこれを元に東西で一つの冊子を制作したり、イベントを企画したりと、果たしてどんなものができあがっていくのでしょうか。そのためにも一人ひとりがフォントについて理解し、自身がその面白さに気づいていくことが大切になっていきそうです。

 

刺激し合えるよき仲間でありライバル

この日の最後は決められたチームごとに別れて、発表された第1課題について早速メンバーで話し合うことに。
今後どのように進めていくのか、具体的な案を出しあったり、リサーチを始めたり。と、一つのテーマを軸に四つのチームがそれぞれ動き出しました。

そして関東サイドと話し合いの内容について報告し第1回目の部会が終了。

これから最後までよき仲間であり、ライバルでもある。今年はそんな風お互いを高め合えるモリパス部になっていくのではないでしょうか。

次回の部会は6月初旬とすぐにやってきます!それまでに与えられた課題をチームで考えて行かねばなりません。短い期間となっていますが遠く離れたメンバーもいる関西、ここぞとばかりにチームワークが試されているのでは。

笑って悩んで、また笑って。面白いことが大好きなメンバーが集まった関西チーム。今後もモリパス部を通して成長していく彼らをお伝えしていきます!