5月、今年で3年目となる第3期モリパス部の活動が始まりました! 今回は初回ながら盛りだくさんの内容。多くのことを吸収出来たメンバーたちの様子をレポートします。

同時開催の関西の様子はこちらよりご覧ください。
関西サイドはこちら

 

初の試み! 関西とテレビ会議をつないで同時進行

関東・関西の両チームが同時に活動をスタートした今年のモリパス部。この日は関西とテレビ会議をつなぎ、すべての制作を同時進行で行いました。

まずは活動の目的やこれまでの活動を振り返った後、顧問から「FONT SWITCH MAGAZINE Vol.3」を制作するという今年の最終目標が共有されました。

次は橋爪顧問によるインプットセミナー。書体の見極め方や、人に伝わる文字の構成力を身に付けていくために必要なフォントゼミです。

講義だけでなくモリサワの代表的な書体である「新ゴ」を自分の持ち物の印字物から探したり、間違い探しをしながら、書体設計の中身を理解したり。さまざまな明朝体をオールドスタイルとニュースタイルの軸で並べるワークショップもありました。
「ここは間隔が詰まっているね」「活版の時代からあるフォントはどっしりしている感じがする」とグループで一緒に考えて手を動かすことでフォントの感性が徐々にオンになっていきます。

 

話し合いでマガジンの特集テーマを決定

そしていよいよメンバーの自己紹介タイムです。趣味や特技のほか、それぞれが考えてきたマガジンの特集テーマ案を発表しました。今年は一般大学や海外出身のメンバーも参加。それぞれの個性がこれからどう発揮されるのか楽しみです。

次に、事前に考えてきた「FONT SWITCH MAGAZINE Vol.3」のテーマを発表。
ここからは、関東チームと関西チームは別々で話し合いがスタート。関東チームは、人気投票で上位4位までのテーマ案に絞り込み、再度プレゼンと話し合いをして一つに決めていくプロセスを踏みました。

最終候補に残ったのは、
書体は平面のものではなく、周りの空気も変える力を持っている、その空気感をマガジンを通して体験してもらいたいとの思いから、五十嵐くんの「フォントは空気をつくる。」や、鉄板にタネで文字を書いて遊んだことから「文字(もんじ)焼き」と呼ばれ、それがなまって「もんじゃ」とされたことからヒントを得た、今村さんの「文ん字ゃ」などバラエティに富んだ4案。メンバーは投票した案について、好きなポイントや自身の解釈などの意見を交換し合います。

「東京チームはもんじゃ、関西チームがたこ焼きなら面白そう!」「文字を表面ではなく空間で捉えるのは新しいと思う」「文字選びでこんなに変わるんだということを伝えられる」とおのおのから自分が好きなテーマ案を後押しする意見が述べられると、「どのテーマ案も良いな…」と頭を悩ませるメンバーの姿も。

そして最終投票を行った結果、テーマ案は武田さんの「文字に、一目惚れ。」に決定! 武田さん自身の文字に興味を持った“一目惚れ”という経験が共感を集め、1冊のマガジンを通してストレートで伝わりやすいテーマだと支持されていました。この「文字に、一目惚れ。」が、今後マガジンの制作をするうえで悩んだり迷ったりしたときに皆が共通して立ち返ることのできる重要なテーマとなっていきます!

一方、関西チームは文字をファッションになぞらえた「文字を纏(まと)って」。顧問からも「東京は対人的、関西は対物的という違いがあって面白いね」と早くも完成を期待するフィードバックがありました。このテーマ案をもとに、一体どんなマガジンが出来上がるのでしょうか。

 

各チームに課題が出され、グループワークもスタート

最後にはマガジンの担当チームごとに来週までに提出する課題が出されました。各チームとも次回の部会では、この課題の内容が大きな鍵となります。

課題提出に向けて各チームで初めてのグループディスカッションを行い、皆で考えながら自分たちだからこそ出来ることを探っていきました。

初回ながら自分たちの意見を積極的にぶつけるなど活発だった本日の部会。東京・関西両チームは早くも互いに良いものを作り上げるため刺激し合う良い関係性になっていた様子。親交を深め合い、マガジンの完成に向けて素晴らしいスタートを切った1日となりました!

次の部会は2週間後。タイトなスケジュールの中、スピード感のある制作を進めていきます。マガジン完成までの短い間でどんな成長を見せてくれるのでしょうか。お楽しみに!