2月に無事成功を収めた関西モリパス部のイベント。熱気冷めやらぬイベント終了後に、チームを代表して米川実果さん(写真左)、麓亜吏くん(写真中央)、宇野冴香さん(写真右)にインタビューを行いました。

 

Q. ゲストも参加者も交流する活発なイベントになりました。終わってみて率直な感想を教えてください

米川:これまで打ち合わせをしている段階では、ワークショップもメンバーで「面白いね」と盛り上がっても、実際に参加者の方々がやって本当に楽しいのかどうかという客観的なイメージができずに不安がありました。イベントが実現できてとにかくホッとしている気持ちが大きいです。

麓:いろいろな参加者がいるなか、フォントという一つの軸で新しい興味を持ってくれたという実感がありました。トークセッションの司会進行をやっていて反応がすごく良かったので嬉しかったです。

宇野:先生方のトークも目線を私たちの知識量に合わせた内容だったのですごく勉強になりました。坂野先生が「遠くから書体を見たときのデザインも書体で表現できる」とおっしゃっていて、そんな考え方をしたことがなかったので驚きました。参加者の方々もそれぞれで何か得るものがあったと思います。

 

Q. これまでのグループワークはスムーズに進みましたか?

宇野:関西モリパス部は関西圏で色々な都道府県から来ているため集まりにくかったのですが、テレビ会議を使ったり毎回議事録を作って全員に読んでもらったりして、うまく情報共有をしながら進められたと思います。

米川:少人数だったので、いま誰が何をしているのかといったことが把握しやすかったのも良かったと思います。

麓:全員で集まって何も決まっていない最初の段階ではそれぞれの考え方や意見があって進めていくのが難しいとは思うんですが、ある程度決まってチームに分かれたときにはスムーズに進みました。

宇野:ただ時期的に大学の制作展を迎えるなかでそれぞれがすごく忙しかったので、DMのデザイン案を考えるのが年明けまで遅れてしまいました。最終的には一人に任せっきりになってしまって、仕事の割り振りがうまくできていない部分もありました。

 

Q. 半年間という制作期間については?

麓:わりとリーダーシップを執って進めてくれた人のおかげで乗り切れたという感じはします。でも初対面からすぐグループワーク開始で「イベント当日まであと半年しかない!」という迫られた状況だったので逆に良かったのかなと思います。時間があると別のことを優先してしまう人も出てきそうなので。

宇野:最初からモリサワさんのサポート体制がしっかりしていたので、短い期間でもなんとかできたと思います。

米川:12月に入るといよいよ焦ってきて、週に1度は皆が集まりやすい大阪のカフェで会議していました。会議まで課題をして、会議に行って、バイトに行って…といったサイクルで、年末からイベント当日にかけては本当に一瞬で駆け抜けた感じでしたね。

麓:そのあたりの時期は結構キツかったです(笑)。

 

Q. フォントスイッチプロジェクトを通じて自分の中で変化したことはありましたか?

米川:これまでずっと「書体が好き」と人に言っても伝わりませんでした。でもこのプロジェクトに参加して、書体は狭い世界ではなくありふれたテーマだからこそ、この魅力をもっといろいろな人に伝える方法を探っていきたいと思いました。

麓:最初は全然フォントのことを知らなかったけど、徐々に皆が好きだから自分も好きになっていきました。またフォントはどんな世界にも必要不可欠なものなんだということを最後に知れて、フォントを好きになって良かったと思いました。

なお、イベント当日は関西モリパス部が全員で集まる最後の日。半年間の頑張りを称えて、顧問から一人一人に卒業証書の授与も行われました。